ミシンの思い出 ~その1~
私が初めてミシンを踏んだのは・・・踏んだ? そう、踏んだのです
「足踏みミシン」です!
母が使っていた足踏みミシン
小さい頃、まだ家を建て替える前、
畳の部屋が2つしかない、小さな家のすみっこに置いてあったミシン・・・
母は、兄弟おそろいのパジャマや、お人形のお洋服や
私が卒園式に着た赤いワンピースを作ってくれました
そんな足踏みミシンを初めて踏んだのは、小学6年生の時
友達の間で、好きな子にきんちゃく袋をあげるのがはやり、
私もあげたいな・・・と
みんなはお母さんに作ってもらっていたけど、
私は恥ずかしくて、母に言い出せず、自分で作ろう!と・・・
母がやっていたのを思い出しながら、弾み車をグイっと回して踏んでみたけれど、
なかなかうまくいかなくて、針は同じところを行ったり来たり・・・
それでも何度かやるうちに、リズムよく踏めるようになって、
きんちゃく袋は何とか完成!
でも、結局、渡す勇気が出なくって、自分で使っちゃった・・・
そんなことで、初めてのミシンの思い出は、今でも少し、胸がキュンとなります