編み物と私 ~その2~
6年生になって、あこがれの棒針編みに挑戦
作り目、表編み、裏編みをひととおり練習して、
まずは、メリアス編みのマフラーを編んでみましょう!
本に載っていた、先っちょがくまのお顔になっている、
ベージュと茶色のしましまの、マフラーを編むことにしました
その頃は、寝る前のひと時が手芸タイム
二段ベッドの上段で、布団に足を入れて、壁にもたれながら、
もくもくと編み続けたな・・・
あの子がつけてるのを想像しながら・・・
でも、渡す機会もなく、
マフラーはただただ長くなっていき・・・
仕上がったころには、中学生になっていて、
デザインが可愛すぎて、渡せないなって
行き場をなくしたマフラーは、結局、母にプレゼント
そうとは知らない母は、長~いマフラーを二重に巻いて、
「手編みのマフラーはあったかいわ」と言いながら、使ってくれてました
ありがたい・・・
編み物と私 ~その1~
初めて編み物をしたのは、小学5年生の時
かぎ針編みでした
本当は、棒針編みがしたかったのですが、
「まずはかぎ針編み
棒針編みは6年生になったら教えてあげる」と、母に言われ、
しぶしぶ、くさり編みから教わりました
何を編んだかは・・・忘れちゃった
母は、どんな手芸でも、やりたいと言うと
材料と道具と本を用意してくれて、
ちょこっとだけ、基礎を教えてくれました
続きは本とにらめっこして、自力で頑張りなさいという感じ
でも、わからないところを聞くと、いつでも教えてくれました
母も手芸好きだったから、
私も自然と、いろんな手芸に触れることができたのかな
棒針編みもできるようになった時、
「まずはかぎ針編み」と言われた意味が分かりました
母は、放任のようでいて、
きちんと導いてくれてたんだなあと、
今は思います
編み玉のマスクチャーム
リネン綿混の糸で編んだ素朴な編み玉に、
パールビーズでキラキラをプラス
褐色チェーンのタッセルも付けました
マスク姿のおしゃれにどうぞ
ジーンズ生地のマスク
ジーンズ生地のマスク、耳ゴムは・・・タイツなんです
町からマスクがなくなった時・・・
なんと、マスクゴムも、なくなっていました!
それまでは、100均のお店でも見かけるくらいの商品だったのに、
気が付けば、どこにも売ってない!!
手持ちにあった1袋もなくなって・・・
どうしようかと考え、思いついたのが、「タイツの輪切り」
試しにやってみたら、耳が痛くない!と、意外に好評
春先で、タイツがちょうどお安くなっていたので、
いろんな色を買っちゃいました
ジーンズは、はじめは着古しで作っていたけど、
売るとなると・・・ってことで、購入「ポチッ」
もっと青かと思ったら、案外な黒
でも、ステッチやタイツのゴムの色がはえて、よかったかな
あれから何枚作ったかしら・・・
そんなわけで、
マスクゴムはもう、いつでも手に入るけど、
ジーンズ生地のマスクだけは、今でもタイツのゴムを使っています
ミシンの思い出 ~その1~
私が初めてミシンを踏んだのは・・・踏んだ? そう、踏んだのです
「足踏みミシン」です!
母が使っていた足踏みミシン
小さい頃、まだ家を建て替える前、
畳の部屋が2つしかない、小さな家のすみっこに置いてあったミシン・・・
母は、兄弟おそろいのパジャマや、お人形のお洋服や
私が卒園式に着た赤いワンピースを作ってくれました
そんな足踏みミシンを初めて踏んだのは、小学6年生の時
友達の間で、好きな子にきんちゃく袋をあげるのがはやり、
私もあげたいな・・・と
みんなはお母さんに作ってもらっていたけど、
私は恥ずかしくて、母に言い出せず、自分で作ろう!と・・・
母がやっていたのを思い出しながら、弾み車をグイっと回して踏んでみたけれど、
なかなかうまくいかなくて、針は同じところを行ったり来たり・・・
それでも何度かやるうちに、リズムよく踏めるようになって、
きんちゃく袋は何とか完成!
でも、結局、渡す勇気が出なくって、自分で使っちゃった・・・
そんなことで、初めてのミシンの思い出は、今でも少し、胸がキュンとなります